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AKA(博田法)

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AKAとは ArthroKinematicApprpach  (アルスロキネマティックアプローチ)の略であり、
日本語では運動学的アプローチと呼んでいます。

  AKAの後によく表示されている”博田法”とは
アメリカやヨーロッパでは関節運動学という学問をさしてAKAと呼称しており、
日本で独自に創始された技術であるAKA(博田法)との違いをはっきりさせるため、
創始者である博田節夫先生の名字を後ろに表記して”AKA [博田法]”と呼びます。

そもそもAKA[博田法]とはどういった療法なのでしょうか?
その概念の根底には関節運動学と言う学問が存在しています。

  関節運動学というは関節包の内部で互いの骨がどういった動作をするのかを考察する学問のことです。
その研究を発展させていくと関節の運動に障害が発生すると
体の特定の部分に痛みをおぼえることがだんだん明らかになってきました。

この障害を関節機能異常とよびますが、
この障害を用手的に解消する方法がAKA [博田法]なのです。

  さらに、関節の中にも機能異常が発生する可能性が高い関節と発生しがたい関節が存在し、
自分の思うように動作させるのが可能な関節
[機能異常が仮に発生しても自力で直す事が出来る]では発生しにくく、
筋肉の関係で思うように動かす事が不可能な関節
[例えば背骨と肋骨の間の関節を動かしましょうと言われても動かす事は不可能であり、
自分の力で直す事が困難である]では発生する可能性が高い。
そこでAKA[博田法]はこの自力で動作させるのが不可能な関節を対象に治療していく方法なのです。